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回復期リハビリテーション

脳血管疾患または大腿骨頸部骨折等を受傷した患者様に対して、生活に必要な動作の向上を目指し、一人一人に適したリハビリテーションプログラムを共同で作成しこれに基づくリハビリテーションを集中的に行う為の病棟です。そして、可能な限りの機能回復、日常生活の自立した家庭生活を目指し、介護負担の軽減につなげます。

入棟会議・入棟カンファレンス

入棟会議

関連職種が一同に介し、回復期病棟へ迎える患者様の疾患、身体機能面など様々な情報交換を行って、
円滑な入院生活をサポートできるよう準備していきます。

初回カンファレンス・定期カンファレンス

回復期病棟へ入棟後、早期に患者様の到達目標を設定し、具体的な方法について話し合いを行います。
また、毎月1回の定期カンファレンスでは、患者様の現在の状態把握、身体状況の改善に伴う病棟内の日常生活動作(トイレ動作、更衣動作、入浴動作)の変更、退院に向けた支援の検討と決定 (家屋調査、外泊訓練、介護サービスの検討等)を話し合い、安全な退院に向けたフォローの検討を行っています。

回復期リハビリテーションスタッフ

医者看護師ケアスタッフPTOTST合計
2名22名7名10名10名4名55名

回復期病棟専従スタッフ

PTOTST合計
10名10名1名21名

集中的なリハビリテーション

回復期病棟では、専従の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が勤務しており、マンツーマンでの集中的なリハビリテーションを実施しています。
リハビリ室内での訓練だけでなく、病棟内での生活動作訓練を取り入れ、リハビリスタッフと看護師が協力して、病棟全体で生活に即したリハビリテーションを積極的に行い、早期の家庭復帰を目指しています。

回診

1週間に1回、医師・看護師・社会福祉士・リハビリスタッフにて実施しています。
チームで病棟をラウンドし、患者様の機能回復の確認やリハビリスタッフの訓練の経過報告、また今後のリハビリテーションの方向性を検討していきます。

入院時訪問指導

自宅退院へ向けて、具体的なイメージを患者様・スタッフ間で共有できるよう、回復期病棟入棟後1週間以内に看護師と社会福祉士が実際に患者様の自宅へ出向き、バリアンスの確認を行っています。

在宅リハビリテーション

退院前に実際の動作(階段昇降、入浴動作など)に不安がある方に対して、リハビリスタッフが自宅へ訪問します。
実際の生活環境での動作チェックや訓練を行い、今後の課題の抽出や家屋改修・福祉用具などの環境調整を検討していきます。

回復期病棟会議

よりよい病棟運営のために、毎月1回、第1火曜日に回復期専従の医師を始め、病棟スタッフ及び回復期リハビリスタッフが集まり、各チームからの報告や新しい取り組みの提案など様々な意見交換を行ないます。

  • 転倒転落対策チーム
  • 摂食嚥下チーム
  • カンファレンスチーム
  • ADL管理チーム
  • 認知症対策チーム

など、各チームで様々な対策を行い、リハビリと病棟での統一した日常生活の支援を図っています。

定期勉強会

毎月1回、第1火曜日に行っています。
勉強会は、各職種別で当番制をとっており、職種の説明、役割等、様々な内容の勉強会を開催して、各専門職間の理解を深めるとともに役割の認識とチームアプローチの意識を高めるよう努めています。また、回復期関連の各種研修会の受講後は、受講したスタッフからの伝達講習を行い、個人のみならず病棟全体のスキルアップを図り、サービスの質の向上に努めています。

回復期リハビリテーション対象疾患

脳血管疾患、脊髄損傷等 脳血管疾患、脊髄損傷等の発症又は手術後2ヶ月以内の状態(高次脳機能障害を伴った重度脳血管障害、重度頸髄損傷及び頭部外傷を含む多発外傷の場合)
整形疾患等 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折又は手術後2ヶ月以内の状態 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経・筋・靭帯損傷後1ヶ月以内の状態
廃用症候群 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群(長期臥床による下肢筋力低下した状態)を有しており、手術後又は発症後2ヶ月以内の状態

その他病棟について

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